中3保健2学期末対策資料
made
by Kosaku Kevin
1. 心身の発達と心の健康
・体の発育、発達
…・体の発育には2回の発育急進期がある(赤ん坊の時と、中学生の時)。
しかし常に同じペースで発育するわけではない。
・発育には性差、個人差がある(女子は男子よりも2年早い)。
・器官の発育・発達
…・体の各器官は同じ時期に同じように発育するわけではない。
・生きる上で重要な器官から発育していく。→脳などから
・頭→胴→腕→脚の順に発育
・人間と動物の違い=発達の順序
ローリー・スキャモンの臓器別発育曲線
ターナーによる体型・顔の変化
特徴
・リンパ器官(胸腺・扁桃腺)は病原体の侵入阻止、抗体作用の働きがあり、
子供のころから発達し、中学生期では大人以上の働きを見せる。
・神経細胞器官(脳・脊髄)はほかの器官よりも早く発育し、3―4歳では
大人の約80%に達する。
・呼吸・循環器官(心臓・肺)は中学生期に急激に発育する。
・生殖器官(精巣・卵巣)は10歳頃を過ぎてから急速に発育。
※一般系…全身形態(体全体が大きくなる)、呼吸系、骨密度、骨格系、消化器系
=つまりリンパ系、神経系、生殖系以外の器官
骨格系・筋肉系――――――→体を支えたり、動かす器官系
呼吸器・消化器系・循環系・泌尿系
→酸素・エネルギー・栄養素などの供給と排泄に関わる器官系
神経系・感覚器系・内分泌系→体の動きを調節する器官系
生殖系――――――――――→新しい生命を作るための器官系
感覚器系=感覚情報を受け取る受容器として働く ex.)目・耳・鼻・舌・皮膚
内分泌系=生体機能を調節する物質(ホルモン)を作る ex.)甲状腺
→血行により運ばれる
泌尿系 =尿を作りだし、体外に排出するために働く ex.)腎臓・膀胱
2.呼吸器官・循環器官の発達
・呼吸器官の発達←ガス交換循環システム
外呼吸 内呼吸
肺の発達
→肺胞と毛細血管の増加
→蜂の巣状の部屋のように作られ出生時は2000万-3000万個で胸郭の発育に伴い、
数は増加、10歳頃には大人と同じ3億個になり、その表面積は
テニスコート半面分にも達する
→赤血球(血液の96%)中のヘモグロビンと結合し肺静脈を経て心臓に送られ、動脈を通し
体内の隅々の細胞にまで送られる。細胞につくとヘモグロビンと分離しブドウ糖と
化学反応を起こし、
このような細胞が行う呼吸のことを内呼吸と言い、外呼吸と区別する。
=血液と細胞のガス交換 =肺と血液のガス交換
大人になると心拍数は減るが、肺活量や血液の拍出量が増える
・心拍数=心臓が1分に収縮する回数 中学生期は70―90回
・拍出量=1回の収縮で送りだされる血液量
・血液の働き
→・各臓器への必要な物質の運搬、不要な代謝産物の運搬
・有害物質からの成体の防御
・心臓の仕組みと働き
→・右心房、右心室、左心房、左心室からなる横紋筋(心筋)の袋
心房の心筋は2層から、心室の心筋は3層からなる
・心臓はその自動的収縮・拡張と弁膜の作用によりポンプとして働き
血液循環の原動力に
肺―――→左心房―――→左心室―――→体
←―――右心室←―――右心房←―――組織
肺(小)循環 体(大)循環
=外呼吸 =内呼吸
・心臓マッサージは自動収縮を始めさせるのではなく人工的に血液を循環させる
・末端の静脈には弁がある
→心臓のポンプ作用が弱まる末端での血液の逆流を防ぐ
・動脈にはポンプ作用がある
3.生命を生み出す体への成熟
・ホルモンの特徴→機能を高め、保つ
…極めて少量でその作用を現し、それぞれ固有に特定の臓器の発達を促し、
その働きを調節する物質。(内分泌腺…ホルモンを作り、分泌をする器官の総称)
・ホルモンの働き
・体を正常に発育させる ・器官の調子を整える
・血液などの成分を一定に保つ ・性器の働きを整える
下垂体:
・成長ホルモン…成長を促進させる、骨の伸長、筋肉肥大、代謝の促進
・甲状腺刺激ホルモン…甲状腺のホルモンを分泌させる
→甲状腺:甲状腺ホルモン…全身の細胞の活動を促す、内分泌腺としては最大
・副腎皮質刺激ホルモン…副腎皮質のホルモンを分泌させる
→副腎:副腎皮質ホルモン…糖分の調整、塩分の調整など
・性腺刺激ホルモン…男性・女性ホルモンを分泌させる
→精巣:男性ホルモン(テストステロン)…性器の発育、男子の特徴を促す
卵巣:女性ホルモン(エストロゲン) …性器の発育、女性の特徴を促す
・思春期の体の変化(個人差あり)
男子 ・声変わり ・筋肉質な体
・ひげ、すね毛が濃くなる ・腋の下、性器の周りの発毛
女子 ・乳房の発達 ・丸みを帯びた体つき
・腰幅が広くなる ・腋の下、性器の周りの発毛
・生命を生み出す体への成熟(二次性徴)
生殖器官の発達
男性:・精巣=精子の生産 ・精巣上体=精子を蓄える
・精子=長さ0.05mm、洋梨型の頭部(遺伝物質を含)、糸状の尾部(波状の横運動をする)、
棒状の頸部(尾部の運動エネルギーのための栄養補給)からなる
・精のう=果糖を含み、精子のエネルギー源となる精のう分泌液を分泌する
・前立腺=アルカリ性で膣内の酸性を中和し精子の生存を助ける分泌液を分泌
・精液=精子と精のうや前立腺からの分泌液が混ざった液体
・陰茎 ・カウパー腺 ・曲精細管
・精通=初めての射精、一回に2億個 (夢精、自慰)
生産過剰となった精子を尿道口から体外へ放出
・勃起=陰茎海綿体はスポンジ状で、ここからの血液流出が減少する、反射的
背骨の一番下、尾てい骨の一番上にある仙髄の勃起中枢による
女性:・卵巣=卵胞が発達し、女性ホルモンが分泌される ・子宮
・卵管=卵子が排出され、受精する場所 ・膣=出産時の胎児の通り道
・卵子=0.2mで人体最大の細胞、卵胞が発達しできる
・月経=約28日周期で現れる子宮内膜が月経血としての出血(卵子を体外に排出)
5,6日続く、身体的、精神的に不安定になる 初めての月経を初経
・排卵=左右交互に成熟した卵胞が破れ卵子を卵巣外(卵管)に排出する
卵巣の成熟→卵胞の発育→排卵→黄体形成→黄体退化→月経
増殖期 排卵期 分泌期 月経期
低温期←|→高温期
・黄体=子宮内膜を厚くし、着床を助ける
・受精=卵管で起きる ・妊娠=受精卵が着床すること
・胎児の成長
第4週 :心臓の拍動(第8週まで=胎芽期)
第9週 :様々な器官の形成開始
第16週終 :器官の大部分形成完了
第5ヵ月 :始動を感じる
第8ヵ月 :1.4kgになる
第10ヵ月 :胎児の誕生、出産
心の発達
1. 知的機能の発達
脳神経・記憶力→思春期・青年期まで発達し、その後衰える
経験、判断力・問題解決能力→老年期でも衰えない
↓
年を取る=知的能力の低下ではない
2. 情意機能の発達
感情(好き嫌い・喜怒哀楽=快・不快)→年齢とともに複雑に分化
↓
意志(感情のコントロール)→思春期に強まる
3. 社会性(=人とのかかわり方、その能力)と自分らしさの発見
「自分らしさ」→人に見られている自分に気づくことで考えるように
他人の理解 →人とのかかわりが広がる(=社会性の発達)
↓
社会性の発達の中で「自分と他人の違い」を強く意識
欲求・ストレス
1. 欲求の種類
生理的欲求(生まれつきある:ex食欲)=大脳辺縁系
社会的欲求(人間らしさの表れ:ex友情)=大脳新皮質
自己成長的欲求(よりよい人間性を求める:ex尊敬)
↓
欲求が満たされない状態を、欲求不満と言う(⇔欲求満足)
2. ストレスの種類
ストレッサー=ストレス(心身に負担のかかった状態ex死・人間関係・結婚)の原因
ストレッサーの数だけストレスがある
3. 欲求不満・ストレスへの対応
欲求不満に対し
適応機制 =逃避・合理化・攻撃・補償・昇華・抑圧・退行・同一化
合理的機制=欲求不満耐性を獲得し、欲求満足を実現する唯一の手段
努力をすることのみ
ストレスに対して
工夫・相談・気分転換